ノウハウ

フルマラソン挑戦がダイエット成功におすすめな5つの理由

フルマラソンダイエット

以下のような悩みを抱えていませんか?

・いろいろな食事制限ダイエットを試してみたけれど、効果が出ない

・筋力トレーニングやヨガトレーニングなどの運動もやってみたけれど飽きてやめてしまった

実は、ダイエットに効果が出ない理由は、脂肪を減らすための有酸素運動をやっていないこと、やせたいという漠然とした気持ちだけで目標がない事などが原因かもしれません。

なぜなら、食事制限では摂取するエネルギー量は減りますが、体が消費するエネルギー量は変わらないため、すでに体に付いてしまった脂肪を通常の生活の中でエネルギーに変えて減らすことは非常に難しいのです。

また筋力トレーニングやヨガトレーニングは、長い間継続していくことが前提となりますが、ボディビル大会やヨガの大会に参加するような目標があれば別ですが一般的には目標が立てにくく継続しにくい理由だと考えられます。

筆者のフルマラソンダイエット挑戦実績

私は、忙しい社会人生活で太り続けるいっぽうでしたが、フルマラソンに挑戦することを決意し、ダイエットに成功。お腹周りが引き締まってチャックが閉まらなくなったズボンが再び履けるようになっただけでなく、2年半後には初級者が目指す目標の一つであるフルマラソン4時間切り(サブフォー)を達成することが出来ました。

この記事では、フルマラソン挑戦がダイエット成功におすすめの理由5個について解説します。

結論は、こちらです

【結論】 

フルマラソン挑戦が、ダイエット成功におすすめな5つの理由

  1. 明確な目標(フルマラソン大会出場)を持つことで、継続しやすい
  2. ジョギングは有酸素運動のため、脂肪燃焼効果が高い
  3. 痩せるだけでなく、健康&元気になる
  4. 非常にゆっくり走る事が前提のため、呼吸(肺)が苦しくない
  5. たくさんの仲間が出来るため、孤独ではない

明確な目標(フルマラソン大会出場)を手に入れることで継続しやすい

漠然と「痩せたい」という気持ちはあるけれど、どうなればゴールなのかは目標を立てることが難しい。「○○kg痩せる!」という目標は、体重を減らすことだけが目的となってしまい理想の自分がイメージしにくく、相当ストイックな人以外は挫折しがちです。

私がおすすめするのはフルマラソン出場です。

”痩せた自分の姿”を想像するのではなく、”フルマラソンを走り切ることが出来る自分の姿”を想像してみてください。

フルマラソンを走り切ることが出来る自分の姿のほうが、かっこいい自分を想像できますよね?

フルマラソンを走り切るためには、ある一定の期間継続した練習が必要となります。運動習慣が無い中年ランナーの場合では、練習ゼロでは到底走り切ることはできません。

フルマラソンを目標にして生活していくと・・・

”痩せること” そのものではなく、”フルマラソンを走り切ること”を目標にすることで何をやるべきかが明確になり、大会の日時が決まると、大会までのスケジュールを決定することが出来ます

つまり具体的な計画を立てることが出来るようになります。

さらに・・・

ジョギングを始めて少しづつ走れるようになってくると、筋力トレーニングも少しづつやってみよう、せっかく走り始めたのだから食事にも気を使ってみよう・・・一週間の過ごし方をもっと工夫してみようと前向きな欲が出て来るのです。

食べ物に執着する気持ちが減ってくるので、あれもこれも我慢しなくちゃという追い込まれたダイエットから解放されるわけです。

こうしていつの間にか、体重を減らすことだけが目的だった自分が、痩せる為だけでなくフルマラソン出場という目標に向かって生き生きと毎日を送ることが出来る自分に変わっていくのです。

ジョギングは有酸素運動のため、脂肪を減らす効果が高い

筋力トレーニングしてやせるぞ!と腹筋をやりはじめたものの、なかなか痩せない・・・。そんな経験があるかもしれません。

運動には、「無酸素性運動」と「有酸素性運動」の二つがあります。

有酸素性運動( ゆうさんそせいうんどう)

酸素を使い体内の糖質・脂質をエネルギー源とする、筋肉への負荷が比較的軽い運動

負荷の比較的軽い(運動強度の小さい)運動は、筋肉を動かすエネルギーとして血糖や脂肪が酸素と一緒に使われることからエアロビクス(有酸素性運動)と呼ばれます。一方、短距離走のように短時間で強い負荷がかかる(運動強度の大きい)運動の場合は、筋肉を動かすエネルギー源として酸素が使われないため無酸素性運動と呼ばれます。運動中に呼吸をしているかどうかという意味ではありません。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット

ジョギングは、有酸素性運動です。そして有酸素性運動は、脂肪を燃料とします

運動を継続する時間も重要です。

有酸素性運動を継続して20分頃からエネルギー源が体脂肪に切り替わりますので、脂肪の減少を目的とする場合は長い時間継続出来る有酸素性運動が多いエクササイズを選ぶことが効果的です。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット

ジョギングは、肺が苦しくないペースで非常にゆっくりと走るため、負荷が低く継続しやすい

20分以上の時間を継続すると、脂肪を効率よく減らすことが出来ます。

ジョギングは痩せるだけでなく、健康&元気になる

単なる食事制限の場合、効果がそれなりに出ても、体力が増えたり活力がみなぎってくるということにはなりにくいでしょう。

では、ジョギングのような有酸素性運動を取り入れた場合はどうでしょうか。

有酸素性運動は脂肪を燃料とするので、血中のLDLコレステロール中性脂肪や体脂肪の減少が期待出来ますから、冠動脈疾患高血圧などに効果があります。また運動そのものの効果として心肺機能の改善や骨粗鬆症の予防などが期待出来ます。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット

厚生労働省の資料のとおり、体脂肪が減るだけでなく様々な副産物の効果があります。

筆者自身が個人的に感じた効果は、、、

  • 睡眠の質が良くなって仕事中に眠くなることが減った
  • 歩いていても体が軽く、疲れにくくなった
  • 仕事の集中力がアップした

などです。個人ごとに得られるものは様々だとは思いますが、チャレンジしてみて損はないと思います。

フルマラソン出場を前提にすると、非常にゆっくり走る事が前提のため、呼吸(肺)が苦しくない

”走る”競技には、様々な距離の種目があります。

陸上競技場を使うようなトラック競技と言われる短い距離の種目からフルマラソンよりはるかに長い距離を走るウルトラマラソンまで。異種競技と組み合わせたトライアスロンなども・・・。

一般市民が気軽に参加できる主に道路を利用して開催される”マラソン大会”の種目にも
1.5km 、3km、5km、10km、ハーフマラソン・・・など大会によって様々です。

筆者のおすすめは、”フルマラソン=42.195km”です。

なぜか?

それは、”走るスピード”です。

これまで3km、ハーフマラソン、フルマラソンなど距離の違う種目に参加してきましたが距離が短かくなれば、当然走るスピードが速くなります。

速く走ろうとすれば短時間に酸素が必要になるため呼吸(肺)が苦しくなります。速いスピードに応じた筋力も使うことになります。初心者の場合、いきなりスピードの速い種目に出場することは、心肺機能に負担がかかり、また足腰の怪我のリスクも高くなるためおすすめできません。

ではフルマラソンはどうなのか? 距離が長いので当然リスクはゼロではありません。十分な準備と練習が必要にはなります。 ただ、走るスピードはどのくらいかというと”友人とおしゃべりしながら走ることが出来るぐらい”で十分なのです。

フルマラソンの大会に出場すると、周囲のランナーも友人同士の場合、おしゃべりしながら走っていることが多いです。沿道の応援に応えたり、カメラマンに向けてポーズをとったりしながら楽しく走るイメージです。

練習でも、ゆっくりとおしゃべりしながら。子供や学生時代に学校教育で植え付けられてしまったような”全力を出し切る”苦しいランニングなんて全くの不要です。

呼吸が苦しくないスピードで走ればよいのです。歩くぐらいのスピードでも問題ありません。ただし、なるべく長めに走ることがポイント。長く走るためにも苦しくないスピードに抑えることが長続きのポイントなのです。

フルマラソン挑戦は、多くの仲間がいる。孤独ではない。

おすすめの理由の5つ目。

それは、あなたは孤独ではないということ。フルマラソンを目指すランナーは全国に本当にたくさんいます。

TwitterなどのSNSで「ランニング」「ジョギング」「マラソン」などで検索してみてください。

たくさんのランナーが日々 走っていることが分かります。そしてお互いに励ましあってそれぞれの目標に向かって楽しく走っています。

もし走り始めたら、ぜひSNSで ○○分走ったよ! ○Km走ったよ!と発信してみてください。初心者であってもみんな応援してくれますよ。

初のフルマラソンに向けて頑張っています!と宣言したら、それこそ大ベテランの日本中のみなさんがアドバイスしてくれます

目指す大会があり、仲間が出来る。 あなたも挑戦してみませんか。

まとめ

フルマラソン挑戦が、ダイエット成功におすすめな5つの理由

最後にまとめです

フルマラソン挑戦が、ダイエット成功におすすめな5つの理由

  1. 明確な目標(フルマラソン大会出場)を持つことで、継続しやすい
  2. ジョギングは有酸素運動のため、脂肪燃焼効果が高い
  3. 痩せるだけでなく、健康&元気になる
  4. 非常にゆっくり走る事が前提のため、呼吸(肺)が苦しくない
  5. たくさんの仲間が出来るため、孤独ではない

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